山形大学教授から受験生へ【応援&学ぶ人へ贈る言葉】その二 |
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【今回言葉を贈る教授の紹介】
主な研究内容:20世紀前半のイギリス貨幣経済論,ケインズ経済学形成史
【勉強・学ぶことへの助言】
安定とは程遠い今の時代の中で、大学が担う役割というものも変化してきたと感じます。
単にたくさんの知識をため込んで、よい成績を収め、よい企業に就職するというやり方も確実なものとは言えない今、私が皆さんに身につけていただきたいのは、「考える」という習慣です。
それは、与えられた知識を活用する力、あるいは、自らを取り巻く様々な状況、時代の変化というものに対応していく力へとつながります。
少しずつでもいいので、日々の授業などの中でも自分から進んで考えるということを実践し、創造的な人物になってほしいと思います。