【農学部アドバイザー教員インタビュー6】水土環境科学コース |
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今は、農学部1年の皆さんにとって、切実な時期かもしれません…
そう…もうすぐ<<コース選択>> ですね。
そこで、悩める農学部1年生の皆さんに少しでもお役にたてるよう、
来年度各コースのアドバイザー教員であり、人生の先輩である先生方に、
インタビューをしてきました!
コースの簡単な内容、選択に関するアドバイスから、
アドバイザー教員の先生方がどんな先生かということまで、
楽しく真面目に、コース選択について考えられる企画です♪
水土環境科学コース
渡部 徹(わたなべ とおる)先生
山形大学農学部食料生命環境学科教授
・休日の過ごし方…家族サービス
○コースについて
YUMメンバー(以下Y ):
まずは水土環境科学コースの内容について簡単に紹介していただけますか?
渡部先生(以下W)
水田、畑を構成する土壌、またそこに供給される水は、農山村の暮らしに欠かせないものです。
水土環境科学コースでは、それらを化学、物理学的な観点から研究しています。
Y:
それでは、実際にコースではどのような勉強ができるのか。
一つの参考として、渡部先生がコースで受け持っている授業とその内容を教えてください。
W:
「水理学」と「水質環境科学」を教えています。
Y:
「水理学」とはどのような学問ですか?
W:
簡単に言えば水の流れや動きに関する物理学ですね。
Y:
物理学ですか、覚えることが多そうですね
W:
高校の時物理を習っていなかった人も多いので、基礎からやさしくやっています。
○渡部先生について
Y:
続いて、来年度に水土環境科学コースへ入ってきた学生のアドバイザー教員となる、渡部先生のお話をしていきたいと思います。
先生の研究室では、どのようなことをやっているのですか。
W:
安全な飲料水や農業用水を供給するための研究をしています。
最近話題の、牡蠣(カキ)のノロウイルスについての研究もしています。
Y:
ノロウイルスですか……私も何度かかかったことがあります。
W:
何回くらいですか?
Y:
4回程。
W:
多いですね(笑)
Y:
研究室の雰囲気はどのような感じですか?
W:
自由な雰囲気、ですかね。
自分でやりたい研究を決めて、自分で研究を進めて行く研究室です。
ただ自由な分、自己管理が大変だと思います。
☆コースの先輩にも聞きました。徹先生ってどんな人ですか…?
・明るくて、話しやすい気さくな先生。
・時に厳しく、時にやさしく。
○コース選択を迎える1年生へ…
Y:
コース選択は、自分の進路を決める一つの分岐点だと思います。
いよいよコース選択の時期を迎える1年生に、何かアドバイスはありますか。
W:
高校の時に選択していない分野についての内容があるコースでも、
必ず一から丁寧に教えてくれます。
自分の興味、関心を一番大事にしてコースを選んでください。
Y:
ありがとうございます。それでは、最後にコースのPRをお願いします。
W:
作物や植物に触れない水土環境科学コースは、6コースの中では特殊なコースになると思います。
ただ、水や土は、農業を行っていく上で決して欠かせない要素です。
先進的な技術の下には、必ず水土の技術があります。
農業の、ひいては社会全体の縁の下の力持ち。
それが水土環境科学コースです。
渡部先生、インタビューへのご協力ありがとうございました!
農学部1年生の皆さんにとって、コース選択の参考になったら嬉しいです(^ ^)